Oyster nutrition
牡蠣の栄養
「海のミルク」と呼ばれる牡蠣は実はスーパーフードだった!
牡蠣が「海のミルク」と呼ばれている食材であることをみなさまは知っていますか!?もちろん、「海のミルク」という呼び名は、牛から取れる牛乳と対比されて名付けられています。牛乳は、ご存知のとおり、様々な栄養素がバランスよく豊富に入っています。だから、人は幼児の時から牛乳をすすんでグビグビ飲んで、丈夫な体を作り上げながら成長していくわけです。同様に、「海のミルク」と言われる牡蠣は、牛乳のように身が「白く」、そして、牛乳のように「様々な栄養素がバランスよく豊富に入っている」食材であり、つまり牡蠣は「スーパーフード(完全栄養食品)」なのです!
実は、食用としての牡蠣の歴史は非常に古いのです。天然牡蠣で言えば、すでに縄文時代・弥生時代で人々は、岩や石に付着していた牡蠣を食していたそうです。今でこそ牡蠣の養殖は世界各地で行われていますが、日本では1673年に広島県が最初に牡蠣の養殖を行ったと記録されているそうです。(日本最初の牡蠣養殖が岡山県でなかったことは悔しいところですが、岡山県は現在全国第3位の牡蠣生産量を誇る県としてすごく頑張っています!)
ここで考えて頂きたいのが、「なぜ昔の人々は天然牡蠣に満足することなく、牡蠣の養殖を始めるに至ったのか?」ということです。それはやはり、牡蠣が栄養豊富な食材であることを昔の人々は知っていたからでしょう!おそらく、昔の人は「牡蠣がこんなに元気(健康)になれる食材ならば、自分たちの手で増やしてやろう!」と考えたことでしょう。
では、そんなスーパーフードの牡蠣にはどのような栄養素が入っていて、そして、人間にとってどのようなメリットがあるのでしょうか!?
zinc
牡蠣の主な栄養①:亜鉛
味覚を正常にして人間の健康を保つ
養殖の生牡蠣100gに「亜鉛」はおよそ15g含まれています。
「亜鉛」は主に、
・味覚を正常に保つ
・肌や髪の毛を健康に保つ
・粘膜を健康に保つ
・免疫機能を高める
などの働きがあります。特に女性ならば、亜鉛は肌と髪を健康に保つ役目があるので、「美」をサポートしてくれると言えますね!
亜鉛が不足すると、
・味覚異常
・免疫低下によって病気になりやすくなる(回復が遅れる)
・成長の遅れ
・食欲不振
などを引き起こします。
iron
牡蠣の主な栄養②:鉄分
赤血球を作って貧血症状を緩和する
養殖の生牡蠣100gに「鉄分」はおよそ2g含まれています。
「鉄分」は主に「赤血球を作る」働きがあります。ですから、鉄分不足になると「貧血」などの症状を起こしやすくなります。たとえ貧血の症状が出なくとも、「赤血球」は体中に酸素を行き渡らす役割がありますから、鉄分不足によって疲れやすさを感じたり、動悸や息切れをしやすくなったり、肌荒れになったりすることもあります。
Vitamin B12
牡蠣の主な栄養③:ビタミンB12
ヘモグロビン生成と脳の神経に関与する
養殖の生牡蠣100gに「ビタミンB12」はおよそ20μg~30μg含まれています。
「ビタミンB12」は、主に赤血球の「ヘモグロビンの生成」を助ける役割があります。また、「ビタミンB12」は脳の神経細胞にも関与しており、脳が正常に働くようサポートする役割もあります。
「ビタミンB12」が不足すると、「鉄分」と同様に貧血を引き起こしたり、疲労感・動悸・息切れを感じたりすることが多くなります。
glycogen
牡蠣の主な栄養④:グリコーゲン
人間が活動するためのパワーの源になる
「グリコーゲン」は、動物デンプンとも言われ多糖類に分類されます。「グリコーゲン」は、主に肝臓と筋肉に蓄えられます。肝臓におけるグリコーゲンは血糖値を一定に保ったり、筋肉におけるグリコーゲンは運動に必要なエネルギーを生み出したりします。つまり「グリコーゲン」は、人間がアクティブに活動する上での「パワーの源」になる物質なのです。
グリコーゲンが不足すると、運動能力や体力が落ちることがあります。
Taurine
牡蠣の主な栄養⑤:タウリン
「タウリン」は、みなさまもよく知っている成分ですよね!栄養ドリンクに入っている成分として、「タウリン」は非常に認知度が高いです。「タウリン」とはアミノ酸の一種で、人間のあらゆる臓器に存在しており、人間が活動する上で重要な役割を果たします。
タウリンの役割を具体的に言えば、
・人間の体温や血圧を一定に保つ
・肝臓の機能を正常化させる
・血中のコレステロール値を抑える
などがあります。簡単に言ってしまうと、「タウリン」は疲労時の体力回復に有効なんですね!
≪最後に≫
牡蠣の栄養素は、上記で紹介した栄養素以外の成分もたくさん入っています。しかも、牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど豊富な栄養素が含まれているにもかかわらず、なんと「低カロリー」なんです!養殖の牡蠣1粒(約20g)のカロリーはおよそ「15kcal」です!ダイエットしている女性にはうれしい情報ですね!おいしい牡蠣をいっぱい食べていっぱい栄養を取っても、体重の心配をする必要はなさそうですね!
【寄島かきのご購入はこちらで!】
通販サイトのご案内
寄島の栄養豊富な漁場で育つ牡蠣は、確かな味と品質が皆様に評価され
「寄島かき」というブランドを確立しております。
「寄島かき」の「身入りの大きさ」と「濃厚な味わい」は他の牡蠣と一線を画し、
プロの料理人も認めるほどです。
県内有数の漁獲量で、身入りが大きく味がよいと評判の寄島牡蠣‼
お求めは寄島漁協.comで!!
オンラインショップ_トップ>