春の魚 夏の魚 秋の魚 冬の魚


【「魚の旬」とは?】なぜ魚には「旬」があるの?

「旬の魚」はとってもおいしいですよね!
例えば、秋の味覚として代表的な「秋刀魚(さんま)」の旬は、みなさんがご存じの通り9月~10月頃の秋です。秋の秋刀魚(さんま)は、脂がのっていてとても美味しいです。
ここでみなさんに質問です!
なぜ「旬の魚」は美味しいんでしょうか?
そもそも「魚の旬」って何なんでしょうか?
『そういえば「旬の魚」って何を基準に「旬」って言われるんだろう?』
『「旬の魚」がなぜ美味しいかなんて考えたことなかった…』
そういう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
「魚の旬」とは、「味」と「収穫時期」の二つの側面において言われる言葉です。
①「魚の旬」は、その魚の味が一番おいしい時期
②「魚の旬」は、その魚がたくさん獲れる時期
上記の①と②のどちらの時期も「魚の旬」と言えます。
ただし、「魚の旬」において一つ注意しなければいけないのは、「魚が最もおいしい時期」と「魚が最も多く獲れる時期」は、魚によって一致する事もあれば、魚によって一致しない事もあることです。
とは言え、「旬の魚」を食べることは、私たちにいくつものメリットがありますから、積極的に「旬の魚」を食べることをみなさまにオススメします!



【旬の魚を食べるメリット】旬の魚を食べるといいことがいっぱい!

私たちが「旬の魚」を食べることは、主に「栄養と味」「家計」「食育」の3つの面でメリットがあります。

【旬の魚を食べるメリット①】栄養豊富でおいしい魚が多い

「旬の魚」はとにかく美味しいです。なぜ「旬の魚」がおいしいかと言うと、「魚が身に栄養を蓄えている」からです。では、なぜ「魚が身に栄養を蓄えているか」と言うと、魚が「産卵前」だからです。
一般的に、魚介類は「産卵前」が最も美味しいと言われています。魚は産卵するために必要なパワー(グリコーゲン・脂質・アミノ酸など)を産卵前に体内に溜め込みます。その体内に溜め込んだパワーこそが旨味のある「栄養分」や「脂肪分」であるというわけです。
つまり、「脂がのっている秋刀魚(さんま)」が美味しいのは、秋刀魚が産卵前で身に栄養を溜め込んでいて、かつ、脂肪分(脂)を蓄えているからなんですね。そして、私たちは「旬の魚」を食べることで、最高の美味しさを感じながら、魚の豊富な栄養を享受することができるのです。

【旬の魚を食べるメリット②】家計に優しい

「魚の旬」とは、その魚がたくさん獲れる時期を指すこともあります。
一般的に、産卵を迎えた魚は、(たとえ外洋や海底を普段生息地にしていたとしても)沿岸付近に寄って来ることが多く漁獲しやすくなります。つまり、産卵前の「旬の魚」はその時期の漁獲量が増えるわけです。もちろん、その魚の漁獲量が増えれば、消費者に安価な価格で魚を提供できるようになります。ですから、前提として「旬の魚は安い」と言えるのです!
「旬の魚」は栄養が豊富で美味しくて、それでいて安くて家計にも優しいなんてうれしい限りですよね!

【旬の魚を食べるメリット③】子どもの「食育」になる

私たちは、普段そこまで「魚の旬」の時期を意識することなく、あくまでも自然に「旬の魚」を食べていることが多いのではないでしょうか?
例えば、春は「鰆(さわら)」を食べたり、夏は「うな丼(うなぎ)」を食べたり、秋は「秋刀魚(さんま)」を食べたり、冬は鍋に「鱈(たら)」を入れたり。このような春夏秋冬に合わせた「旬の魚」を使った料理は、子どもの時から食卓に出ていたはずです。そして、私たちは意識することなく子どもの時から「旬の魚」の時期を覚えていったはずです。
お子さんが魚を食べるとき、魚の骨を箸で取り除けることで、きっと箸の使い方がうまくなっていったことでしょう。
息子さんはお父さんから「魚釣り」のやり方を学ぶことがあるでしょう。
娘さんはお母さんから「魚の煮つけ」の味付けを教えてもらうこともあるでしょう。
何が言いたいかと言うと、私たちは「魚」を通して、様々な知識や方法を学んでいる、ということです。
人は「旬の魚」を通じてごくごく自然に、魚のおいしさを知り、魚の旬の時期を覚え、箸の使い方が上手くなり、魚を獲る方法を知り、調理方法を習得するのです。つまり、魚には「食育」の全てが凝縮されていると言えます。(食育とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。)
ご家庭の中で「旬の魚」に触れることが、お子さんたちの「食育」に繋がっていることは、私たちが普段意識しないことではありますが、子どもたちが大人になっていく成長過程において非常に重要なことだと言えます。



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